何が起こっている日本 2008年2月23日

 

海上自衛隊のイージス艦が事故を起こした。個人的には「やはり起きたか?」という気持ちになった。まだ、数ヶ月前に守屋武昌前事務次官が逮捕されたばかりで、防衛省も内部規律が正されていないことを、暴露した形となった。私自身は、もともと官僚は腐りきっているから、起こるべくして起こったことだと思っているが、事故の犠牲になった人のことを思うと、「起こるべくして起こった」とは、とても言っていられない。
 国会はガソリンの暫定税率廃止、一般財源化と民主党が言っている。自民、地方の知事は暫定税率維持と、激突している。だが、国民感情の方はどうか?国土交通省は社会保険庁と全く変わらない。特定財源で国会審議に掛けられる事がないのをいい事に、マッサージチェアー、カラオケセット、野球、卓球などのスポーツ用品、5億円かけて道普請のミュージカル公演。一億円の報告書の報道だと思ったら、国土交通省のキャリア2人が談合容疑で、大阪地検特捜部に逮捕された。何をやっているのだ官僚は。
 アメリカではサブプライム問題で金利を下げたり、免税したりで経済を立て直すことを考えている。日本は政治家が自分の考えを持たず、官僚にお伺いを立てている。逆だ。だから、大田弘子大臣が2008年1月18日衆議院本会議の演説で、「残念ながら、もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」などと、まるで人事のようなことを言うようになる。「太田さんあなたは経済財政政策担当の大臣じゃないんですか?」と聞きたくなるくらいだ。
 2008年2月8日には経済産業省の北畑隆生事務次官が1月25日の講演会で、デイトレーダーについて「最も堕落した株主」「バカで浮気で無責任」などと発言していた。大臣が大臣なら、事務次官も事務次官だ。私もトレーダーだが、堕落もしていないし無責任でもない。官僚のように国民の税金を無駄遣いして、責任を取らない人間に言われたくない。
農薬入り餃子事件も、保健所などにはずいぶん早く届けが出されていたようだが、国民の健康被害が出るまで動かない。中国と揉めると、日本は食糧難になる可能性もあるだろうが、保健所は早く冷凍食品の検査をするべきだった。日本人は本当に事なかれ主義だと感じる。
 こんな状態が続くと、小泉純一郎の名前が、懐かしく感じてしまうのは気のせいだろうか?景気拡大、株価上昇、不良債権処理、バブル崩壊後、過去の総理大臣が出来なかった事をうまく処理した。今の日本の官僚にはトップダウンで命令できる人が上にいないとだめなだとつくづく思わされる。
 もちろん努力のないタクシー運転手などは、小泉批判をしているが、今の経済が褒められるほど、よくも成らない。最近はあまり「解散、総選挙」と言わなくなったが、自民党自体が議席数を増やせないことは分かりきっているからだ。
 それに比べれば官僚は頭がいい。無駄遣いの責任は省庁トップの大臣が責任を取って辞めてくれる。トップか変われば内部のことは分からない。だから又無駄遣いをする。大臣もある程度長期間省庁に携わるべきかもしれない。が、逆も真なりで、癒着の族議員を作り出してしまうのかもしれない。
 とにかく自民は「福田総理では選挙は戦えない」と感じ出しているようだ。そこでクローズアップされているのが麻生太郎だ。とにかく福田さんより人気が有りそうだし・・・。
来年の任期満了での総選挙後の政界再編は、国民も、官僚も、政治家も全てが注目することになるだろう。