女性の意識と少子化問題 2008年3月6日

 

 男女雇用均等法が施行されて随分時間がたった。看護婦は看護師となり、工事現場や大型トラックに女性の姿が見えるようになった。私自身は独身でトレーダーをしているため、女性との会話する機会も大変少ない。それでも、従兄弟の嫁さんと話す機会は、年に数回はある。その話の中で大変興味深いことを言っていた。話の内容はこのような事だ。
 女性が結婚に関して理想が高くなった。それは女性自身が高所得になり、それ以上の所得の男性を望むようになったということだ。だが、同じぐらいの所得の人ならいるだろう。だが、例えて見ると女性側が年収500万円取っていると理想の男性は年収1000万円以上取っている人となる訳だ。女性がいかにバカか分かってくる。なんだかんだ言っても、まだまだ日本は年功序列主義だ。普通のサラリーマンをやっていては女性より十歳以上年上でなければ、このような給料の差は出ない。その上女性は自然の流れで子供を生むのに年齢的な限界がある。
 女性自身が雇用の均等に甘えて、いつまでも男性に養ってもらうことを考えているから、結婚自体遅くなる。だが男性は若い嫁さんをもらえば子供はできる。だから男性は「大器晩成」となれる。女性は自分が家庭を養うと考えれば結婚はいくらでもできるはずだ。私はこの意識の部分に着眼したいと思った。
 小泉内閣でも猪口邦子元大臣が、随分努力されたようだが、女性の意識は変わっていないようだ。私の中学の先輩にあたるジャガー横田が、46歳で出産した事がテレビで取り上げられていたが、「おめでとうございます」という前に、本当に命がけだと思ってしまった。ジャガー横田はアスリートで、体力があるから大丈夫だっただけで、一般の人に同じことができるか分からない。
 国がいくら子供にお金を出しても、女性の「子供がほしい」「家族を持ちたい」と結婚に希望がなければ、少子化問題は解決を見ることはないだろう。が、根本には日本経済は政治的に壊されてしまっていることだ。
 現在の経済状況は明らかにデフレの状況だ。原料高で所得は変わらない。しかも商品の価格を下げることに挑戦する企業まで出ていた。これがデフレだ。金融緩和政策を取るべき所だ。また株式市場も金融緩和を望んでいる状態だ。3月末には福井総裁が任期切れになるが、村上ファンドで自分だけ懐を暖める福井さんのような人物には、日銀総裁はしてほしくない。
 日本の経済状態がおかしくなり、すでに「失われた20年」といわれている。少子化と日本の経済状態は、ある意味関連がある。

 

 上記図は男性の年収と、女性の希望年収の表だが、バブル崩壊前なら普通の感覚ではないだろうか?それもそのはずだ。バブル時代に豊かに育った子供たちが今結婚するような年齢になっているからだ。つまり少子化問題を小手先で対応するのではなく、経済状態の建て直しが政治に求められているのが分かる。

 経済状態が良好に成れば、所得が良くなる。女性の希望もかなう。結婚するから少子化も止まる。何もしなくても税金が増える。国債の一人当たりの負担が減る。と良いことだらけになる。

 それには腐りきった官僚の根性を、叩き直すしか方法はない。こう考えると、小泉竹中政策が、もう一度トップダウンで官僚に切り込んで入って、改革路線を復活させていって欲しい。