福田総理の辞任 2008年9月3日

 

 福田総理は内閣改造後、臨時国会を2008年9月12日召集することを決めた。そこ直後太田農水
大臣の事務所費問題が出て来て自民党に冷や水をかけた。だが2日後民主党にも騒動が起こった。
 渡辺秀央、大江康弘の両名は民主党の離党届を出し、荒井広幸、松下新平を含める4名で新党を「改革クラブ」を立ち上げた。話題の多い姫井由美子は離党届を出し参加の直前、菅直人代表代行や鳩山幹事長に説得され撤回した。いやはや「姫のご乱心」とはこの事か?
 2大政党政治は良いことではあるが自民、民主の両党共に爆弾を抱えながら解散、総選挙を向かえるのではないだろうか?国民はどちらの党にも政策に期待できない気持ちが大きいはずだ。
 国民の民主党への期待は自民党と霞ヶ関の癒着関係を断ち切ることだろう。もし霞ヶ関との癒着を断ち切れればそれだけでも大成功と評価されるだろう。出来なくて元なのだから。
 こんなドタバタ劇を演じている間に総合経済対策が発表された。なんともばら撒き色の濃い内容なのだろうと感心した。特に定額減税はなにか意味があるのだろうか?国には金が無い。赤字国債を発行するならやらない方が子々孫々のためになる。1万円程度の減税では経済の上昇にはつながらない。また霞ヶ関埋蔵金には手を付ける気配は無い。しかも経済対策を行うならサブプライムローン問題で株価が下落した1月から3月の間に経済政策を行うべきだった。
 東証一部に上場していたスルガコーポレーション、ゼファー、アーバンコーポレーション、創建ホームズなど等数え上げればきりが無いくらい倒産している。ここまでこないうちに経済政策を打ち出していれば下請けの中小零細企業はどれだけ助けられたことか分からない。
 もちろん倒産してしまった会社に投資をしていた人は大損をしただろう。そのような個人投資家の事を考えても経済政策は速めに対応するべきだった。と。こんなことを書いていたところに福田総理辞任の報道が流れてきた。
 個人的には何も書くことが無く困っていたのだが再び政治経済について書くことができそうだと喜んでしまった。なにかにつけ行動の遅い福田総理よりは民主党の小沢一郎でも良いだろうし、個人的には小池百合子や中川秀直あたりが小泉構造改革を継承しているので、ぜひとも頑張って欲しいところだ。
 今後は自民党総裁選と解散総選挙と変化して行くのだろうが、この段階で来年の任期満了までと予測した私の観測は外れたことが明確と成った。
 福田内閣を総括して行くと御神輿内閣とでも言ったほうが良いだろう。自民党で担ぎ上げられたが、内閣支持率が下がってしまったら担ぎ手がいなくなった。国家の方向性を示さずに「良きに計らえ」とでも言って自ら行動していたようには見えない。それはオリンピックの日本選手団に「せいぜい頑張ってください」等と言っていたからだ。私は馬鹿かと言ってしまった。
 明らかに言葉を知らないようだ。親の七光りとはこのことだ。福田総理が口を開くと、とんでもない事言い出すのでこの辺で辞めることは正当なのだろう。一日も早く解散、総選挙で新しい時代を作って欲しいものだ。