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私は株式投資を生業としている。当然のことだが決断の連続だ。利益が出るばかりではない。リスクの管理が最高に大変な事なのだが、ギャンブルのように見られたり、まるで働いていないように思われたりして、大変迷惑なことだ。
経営者にはこの決断が、日々の仕事といっても過言ではないだろう。この決断の間違いが社員の生活に直結してくるのだから大変だ。自分の事だけ考えていればよい、社員ような訳には行かない。これが経営者だ。もちろん、投資家も同じだ。
倒産するような会社に投資をすれば、自分の財産を失ってしまう。投資資金の分だけ有限責任を負って株式を買っているのだ。経営者と同じように決断を迫られる世界にいるはずだ。が、日本ではこの経済の根幹に関して、教育していないのが現状だ。テーマからそれているので元に戻そう。
私自身決断こそ人生の結果を作り出す「力」と考えている。ただし、一番困るのが決断しているような気に成っている事だ。これは流された人生を送る結果になる。サラリーマンによくある人生だ。
上司の指示道理の仕事しかできなければ、自分も他人も認めない。この「自分も」が重要だ。経営者は自分自身が優秀な経営者であると決断しているから経営者に成れるのだ。私がサラリーマンで5年間勤めていた間、その社員をしている人は、経営者を希望している人は居なかった。
「経営者に成りたくないのか?」聴いた人の中には、東京理科大の工学博士や、東京大学、東北大学出身者もいたが、一人も経営者になりたいとは言わなかった。逆に「サラリーマンでいい」と言っていた。この人達はサラリーマンに成る事をを決断していたのだ。
このように決断を続けることが、人生の成功と失敗を分ける要因ではないのだろうか?もちろん毎回正しい決断ができるわけではない。私自身も毎回正しい株取引ができるわけではない。間違いもある。ただし、「同じ間違いを2度起こすことはしない」が、原則だ。
株式の格言に「天井売らず、底買わず」という格言があるが、株価が底を打つと怖くて損切りをする。ところが、天井付近になるとまだ上がると強気で買うことができる。間違いなく決断ミスだ。ところが、同じ人が同じ間違いをして財産を失っているわけだ。
人生も一緒だ。東京大学や東京理科大、東北大学をいくら出身していても、サラリーマンで自分を二束三文で安売りしていたのでは、人生の成功者には成れない。自分を安く売る決断は、してはいけないのだ。もちろん、経営者も株式投資と同じリスクは付き物だ。
株式投資も人生も、最高に難しいのはリスク管理で、利益ばかり考えていては、必ず足をすくわれることになる。学校を卒業してからどれだけ学ぶかが、人生のリスク管理には、大変重要な意味合いがある。だが勘違いしてほしくない。学校卒業後、資格をいくら取ってもサラリーマンにしかなれない。私の言いたいのは「誰も教えてくれないことを自分で学ぶ事」が重要である。これが全ての決断につながるはずだ。
つまりは経験を生かして人生の決断使う事が、成功の近道だと考えられる。 |