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環境税と土地生産 |
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地球の温暖化について、言われるようになって、久しくなった。しかも環境税導入しようなどとも考えているらしい。 南極の氷が溶け、海水面が上昇している、などと報道しているが本当だろうか?子供のころ、コップに水を入れた後、氷を入れる。淵きりの状態で氷が解けるのを待つのだ。ところが、氷は解けても水はあふれない。これは質量保存の法則があるからだ。 これでは海面上昇が、地球温暖化で起こっていることの、科学的根拠にはならないはずだ。だが、ここでもうひとつ考えてみよう。淵きりいっぱいのコップの水に、石ころを入れる。すると石の分だけ水がこぼれる。当然コップの中には石の分だけ体積が増えたから水がこぼれるのだ。 私の子供のころ、東京都江東区にごみ処分場として夢の島があった。現在は夢の島陸上競技場や夢の島公園となっている所だ。ごみ埋め立ては世界中で行っている。科学的に見れば、温暖化によって海水面が、上昇すると考えるより、世界中の埋め立てによって、海水面が上昇していると考えるほうが、根拠が在りそうだ。南極の氷が解けるのは、確かに地球温暖化の影響を否定できない。だが、海水面の上昇は否定できそうだ。 Co2(二酸化炭素)の排出が多量になり、地球温暖化につながったとしているが、すぐには納得できない。確かにCo2が温暖化の一端を担っていることは否定できないが、現在の報道を見ているとCo2だけで温暖化が進んでいると見える。だがほかの要素は無いのだろうか?人間の目に見えない所で、地球の自転変化も考えられる。太陽と地球の距離が少し近くなっただけでも、気温は十分上昇することは考えられる。過去の歴史を見ても氷河期などもあった。なぜ、地球の気温が下がってしまったのか? 地球はけして、コンパスで書いた円軌道を、通っているわけではない。人間の知らない未知の部分もたくさんあるのだ。私の考えは、やや思いつきの部分もある訳だが、こんなことに環境税を払うことは納得できない。これを消費税のように、電車は発電にCo2が出るから、環境税が必要、などと言われても困りものだ。 だが国は、このことで二つの収益を、上げようとしているのではないか?ひとつはもちろん税収だ。日本の官僚のことだから、二重課税で取れるだけ取ることを考えるだろう。「地球環境に使います」と。ところが消費税はその上に載ってくるのだ。こんなことを国民は、許してはいけない。 もうひとつは埋め立て地からの土地代だ。だが、国民にとっては大変困った事が起こっている。規制緩和により高層建築が立てやすくなっている。おかげでビルという名の土地の量は増えている。そこに埋立地という名の土地も増えている。 これだけ土地が生産されれば、徐々に人口減少されることによって、土地の需要は、確実に減る。そうなると土地の値段は下がっていくだろう。もちろん首都圏が値下がりするわけではない。過疎化された限界集落などはまったく上昇することは無い。もちろんマンションを買うくらいなら、土地付一戸建てを買うべきだろう。だが、あくまでも都心で無ければ意味が無いだろう。 私たちはごみで土地を生産していることを忘れてはならない。 |
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