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  一般的な株式の本について

 

 

 典型的な基礎知識の本だろう。日本語を話すためには、ひらがな五十音が必要なように、株式市場の五十音もあるわけだ。いわば小学校の一年生用の教科書だ。株式市場で勝ち続けている人は、基礎知識の上に信用取引、日経平均先物、シカゴ日経平均先物など、日本の株式以外に、多種多彩の市場を調べている。また取引の方法を知っている。
 いくら頭のよい小学校一年生でも、二十歳を超えた大人には、社会的な知識、教養、他人との付き合い方、もちろん学力も当然だ。総合的に知識を身につけた、大人にはかなうはずが無い。株式市場も一緒だ。
 一般的な株式の本を読んでも、株式市場のすべては、どこにも載っていない。もちろん私も、自分自身で探して、現在も研究している。株式市場を、退場させられた人は、株式市場が、上昇基調の時にはじめ、下落時に高値をつかまされて、あわてて底値で損切りをして、上昇局面を見てしまう。もちろん私も経験はある。
 株式市場で勝ち続ける人は、粘り強い人ではないか?勝つための、負け方を経験により、知っている人、経験を積んだ人だ。その人達は株式市場で、二十歳を越えている人たちだ。株式の基本の本や、テクニカルの基本の本を、少しぐらい読んでも、上に大きく動いている時には、少しは儲けが出せるだろうが、下落時の損切りで、必ず失敗するだろう。
 100冊も本を読めば、その中の一冊くらいは、自分自身に合った考え方の本が、見つかるかもしれない?ただし値段の高い本が、よい本とは限らない。古本でもよい本がある場合もある。とにかく探してみることだ。


 

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